1日働いてやっと自宅に帰って、ベッドやソファーへダイブ!なんて事もありますよね。
ちょっとソファーで休憩するつもりがいつの間にか夜中に…「お風呂面倒だな。朝シャワー浴びよう」と眠りについてしまう方も多いのでは?
今回はお風呂に入らずに寝てしまう方に向けた気を付けてほしいポイントをお伝えします。
お風呂入らないで寝るデメリット
日本人はとてもきれい好きですよね。
また、経済的にも治安も良く毎日お風呂に入る事のできる環境がある事はとても恵まれている事である事を知っていますか?当たり前のような毎日ですが、世界から見るととても幸せな事なのですよ。
ある外国人観光客は日本のお風呂、銭湯文化にとても感動したそうです。海外では2-3日に1回の入浴頻度という国も少なくない為、大きな健康被害はなさそうですね。
実際に病気により1年以上お風呂に入らず身体を拭いているだけの方もたくさんいらっしゃります。
しかし、汗水たらして働いた方に関しては、お風呂入らずに寝てしまうデメリットもありますので、お伝えしていきます。大きく分けて以下の点です。
①疲れが取れない
②太りやすくなる
③ニキビ・吹き出物・肌荒れが生じる
④頭がかゆくなる(フケ)
⑤匂いがする
それでは、一つずつ見ていきましょう。
①疲れが取れない
入浴にはリラックス効果があると言われています。
これは、温かいお湯に入る事で血行が促進される他、筋肉や関節が柔軟になる事で体の疲れがとれるという事があります。
特に、肩こりや腰痛等抱えている方にとっては、筋肉や関節を柔軟にすることは体のストレスを軽減するだけでなく、精神的にもストレスを緩和する事ができます。
体・心をリラックスさせ、体温を上昇させることで、その後に控える睡眠に対しても、体温が徐々に下がっていき、ぐっすりと眠りにつく事ができるというわけです。
ですので、入浴を行って寝る事は疲れが取れやすいという事になります。
②太りやすくなる
入浴をしたからといって痩せるわけではありませんが、お風呂に入る事で体内の老廃物を汗と一緒に洗い流す事ができます。
老廃物が体に蓄積されるとリンパの流れは悪くなりますし、血液循環も悪くなります。
結果的に代謝が下がり脂肪燃焼の不効率になるというわけです。
なんとなく、半身浴が痩せるという事を聞いたことがあるのではないでしょうか。
半身浴はまさに汗をかき、老廃物を出す事、代謝を高める為に行っているのでイメージしやすいかと思います。
③ニキビ・吹き出物・肌荒れが生じる
お風呂に入り身体が温まる事で毛穴が開き、毛穴に詰まった皮脂や角質を洗い出す事が出来ます。
毛穴詰まりは肌荒れの原因になります。
女性はスキンケアや化粧をする為毛穴詰まりの恐ろしさを知っている方は多いと思いますが、男性も同じです。
また、外を出歩くと花粉やPM2.5など肌に汚れが付着する事も肌荒れの原因となります。
しかし、肌はとても敏感ですので、ゴシゴシ洗うのではなく、優しく洗う事をお勧めします。
④頭がかゆくなる(フケ)
仕事でヘルメットをかぶり頭が群れた状態や、緊張で頭から汗をかくなど、皮脂が過剰に分泌されると細菌が皮脂を分解しかゆみを伴う遊離脂肪酸という物質に変わっていきます。
細菌が皮脂を分解するという、すでに“細菌”という言葉がでてる時点でお風呂入ったほうがいいなと思いますよね。(笑)
しっかりとシャンプーで洗い流しましょう。
しかし、シャンプーは洗浄力が強い物は必要な皮脂までも流してしまう髪のキューティクルを奪ってしまう可能性もあるため、かゆみを伴わなければ毎日洗う必要はないようです。
⑤匂いがする
お風呂に入らない事で、皮脂や汗が溜まった状態ですと、臭いがするのは当然ですよね。
臭いはベタつきやかゆみと違って、第三者にも感じる事ができます。
周りの方の迷惑にもなりますので、臭いには注意が必要です。
夜にお風呂入らないで朝のシャワーだけで平気?
「朝にシャワーを浴びるとさっぱりする」「寝ている間に汗かいたから気持ちがいい」等の声もあるでしょう。
しかし、夜お風呂に入らないデメリットをお伝えした後ですので、なかなか朝のシャワーだけでも平気と思われる方は少ないのではないでしょうか。
特に朝は1日の内でも気温も体温も低いですので、シャワーだけでは十分に体を温める事は難しいです。
朝シャワーは忙しい時間に行うと時間に制約がある事で返って精神的負荷はかかってくるかもしれません。
出勤・通学前の匂い問題・頭のかゆみ問題は多少解決するかもしれませんが。ですので、夜もお風呂に入り、なおかつ朝もシャワーするのであればいいかもしれませんね。
ただし、朝のシャワーは髪の毛にはあまり良くないようです。
頭皮を保護する為に必要な皮脂を洗い流して外に出る事になる為、刺激を受けやすくなるようです。
まとめ
今回はお風呂に入らないデメリットをお伝えしていきましたが、高齢者や病気を患っている方、乾燥肌傾向の方は毎日の入浴が返って身体的負担になる事もあります。
ご自身の身体の生活状況を踏まえて考えていけるといいですね。
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