大人の水分補給と言えばポカリスエットやアクエリアスですが、赤ちゃんの水分補給はどうなのでしょうか?
ポカリやアクエリアスを赤ちゃんが飲めたら...でも飲んでも大丈夫かな?と心配になりますよね。
そこでこの記事では赤ちゃんがポカリスエットやアクエリアスを飲めるのか?いつからあげてもいいのか?を解説していきます。
ポカリスエットは何歳から飲める?
ポカリスエットは離乳食が終わった1歳~1歳半ごろから飲ませても大丈夫と公式ページでも案内がされています。
離乳食が完了したお子様でしたら、お飲みいただけます。
逆に考えれば離乳食が終わっていない1歳未満の赤ちゃんにポカリスエットはあげないほうが良いでしょう。
アクエリアスは何歳から飲める?
アクエリアスは、アミノ酸やクエン酸などの疲労回復に適した成分が多く含まれていて、運動した人向けに作られていますのでポカリスエットと同様に1歳~1歳半以降が望ましいでしょう。
また糖分が多く含まれていますので幼児に上げる飲料としては適していません。
しかも甘いものって飲めば飲むほど、またのどが渇いてしまい、悪循環になってしまいます。
それだけではなく、甘いものを飲んでいれば、太りやすい身体になってしまったり、歯に甘い成分がつくので虫歯にもなりやすいです。
なぜ赤ちゃんはポカリスエットやアクエリアスを飲めないの?
なぜ1歳まではポカリスエットをあげられないの?と思う方もいますよね。
いわゆるスポーツドリンクの成分は、人間の体液と同じ濃さで作られています。
人は運動したりすると汗をかきますよね。この汗と一緒に身体を作る水分がほぼ99%、マグネシウム(塩分)、鉄分などのミネラルが1%失われます。(これがあまりにも失われると熱中症の原因にも)
これらを補うために作られたポカリスエットやアクエリアスは、あくまでも大人向けと言えます。
そして赤ちゃんの身体は、大人とは浸透圧が違い、臓器も未発達のためポカリスエットを飲ませるのはまだ向いていません。
(浸透圧:薄い体液が濃い体液に移動して、同じ濃さになろうとするときにかかる圧力の事。)
とは言え、赤ちゃんの身体の水分量は大人よりも約10%も多いんですね。
そんな時は「ビーンスタークポカリ」がおすすめです。
これは赤ちゃん用のポカリスエットで生後3ヶ月頃からあげることが出来ます。
一般的なポカリが1歳から飲めると言っても、含まれる糖分が子供の体には多すぎるので心配ですがビーンスタークは甘さ控えめなので安全に水分補給ができます。
含まれる水分はほとんど、大人用のポカリスエットと変わりはありません。
赤ちゃんはとても汗っかきでよくおしっこもします。
身体の外に出す水分が大人よりも多いので適切に脱水・熱中症対策をしてあげることが大切です。
水で薄めると赤ちゃんでも飲めるの?
ポカリスエットやアクエリアスを水で薄めたとしても赤ちゃん用と同じになるわけではありません。
しかも、ポカリスエットやアクエリアスを薄めることで、水分やナトリウムなどの電解質がうまく吸収できなくなるので、そもそもあまり意味がありません。
甘いので子供には薄めて飲ませているという人もいますが、幼児用のイオン飲料などをあげたほうがいいでしょう。
ちなみに子供が下痢をしたり、熱を出した時の水分補給には経口補水液がおすすめです。
水と電解質の吸収を早くするために糖分は控えめになっていて、水分補給に特化したアイテムです。
お乳やミルクが飲める赤ちゃんなら飲むことが出来ますが、念のためお医者さんに相談してみましょう。
オーエスワンの飲用については、母乳やミルクが飲めていれば、飲用できると思われますが、医師にご相談することをお勧めします。
まとめ
お乳やミルク以外にも赤ちゃんの水分補給ができるものがあると、お母さんはとても助かりますね。
ポカリは薄めれば大丈夫と思っている方が多いですが、そんなことはないので覚えておいてください。
赤ちゃんの身体は何よりもデリケートです。合う水分補給の仕方をきちんと見極めてあげましょう。
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