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赤ちゃんを車において買い物はダメ?車に置いてコンビニやちょっとした買い物は5分間だけでも危険!?車内放置は何分なら平気?

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子育て

母親が車の中に子供を置き去りにしてパチンコに行ってしまい、子供を死なせてしまうという悲しいニュースを聞くたびに耳を疑っていました。

しかし実際にはコンビニでの短い時間の買い物や子供が寝てしまっている時など、車内に子供を置いて行きたくなる気持ちもわかりますよね。

この記事では赤ちゃんを車に置いて買物する危険性と具体的に気をつけるべき点をご紹介します。

 

赤ちゃんを車において買い物する危険性とは

子供を車において買物に出る際には以下のようなことが発生することが予想されます。

 

熱中症の危険

JAF(日本自動車連盟)による真夏の車内温度調査によると、外の気温が35℃のとき車内の最高温度は57℃になる可能性があるそうです。

さらにこの状態でエアコンを切ってから約15分間で熱中症指数は危険レベルに達してしまいます。


画像引用:車内温度/夏(JAFユーザーテスト) | JAF

車内でエアコンをつけている場合でも、直射日光に当たっている場合や空気が上手く循環していないなど状況によって、車内温度は上がってしまいます。

また夏で無くてもチャイルドシートの座面は熱がこもりやすいため、熱中症にかかるリスクはあるんです。

例え5分という短い時間でも、熱中症のリスクはあるので必ず幼児や子供と一緒に車を離れましょう。

 

シートベルトなどによる事故

車内で幼児や子供を置き去りにしてしまった場合に発生する可能性のある事故としてシートベルトの事故が考えられます。

車内で子供が遊んでいたところ、シートベルトが首に絡まってしまい窒息してしまうという事故も多数報告されています。

冬場で温度の問題は心配なくてもマフラーなどが遊んでいる子供の首に絡まってしまうという事故の可能性もありますので幼児や子供だけという状態は避けたほうがよいでしょう。

 

誘拐などの犯罪に巻き込まれるリスク

警視庁による2018年での9歳以下の行方不明者数は約1200名で、そのうち110名は誘拐の被害者であると発表されています。

 

画像引用:警察庁WEBサイト

 

この計算だと3日に1人程度の割合で日本国内で誘拐がおきていることになります。

日本は他の国と比べて比較的平和ですが、この数字を聞くとゾッとしますよね。

万が一車においていった数分の間に自分の子供が事件に巻き起こまれたらと想像すると車に置き去りにはできませんね。

 

子供を車に乗せたまま買い物は何歳から大丈夫?

実際に何歳になったから大丈夫かは子供の成長状況によって変わってきますが、一般的には13歳以上、つまり中学生以上の子供の方が安心だと感じられているようです。

ちなみにアメリカでは子供を車内に残したまま買い物などに行くと罰則がある州もあります。

年齢や細かい規定などは州によってバラバラですが最も厳しい州では16歳未満の子供を車内に残すことを禁じています。

このことからも小学生程度の子供を車内に乗せたまま買い物に行くのはやめたほうがいいでしょう。

 

少しの時間でも危険!実際に発生した事件

22日午前10時40分ごろ、八千代市大和田新田のマンションで、「1歳の女児が車内にいたが、意識、呼吸がない」などと母親(25)から119番通報があった。女児は同市内の病院に搬送されたが、死亡が確認された。八千代市消防本部によると、死因は熱中症とみられる。八千代署が当時の状況を詳しく調べている。

引用:千葉日報オンライン

こちらは2021年に実際にあった熱中症が発生したケースです。

この日の千葉県内では外気温が30度を超えている場所が多かったので状況次第では車の中が相当な温度になっていたことが想像できます。

たとえエアコンを作動させていたとしても、直射日光が当たる場所だと車内はかなり熱くなってしまいます。

なので、夏は特に子供を車内に置き去りにするのは危険です。

 

子供を車内に置き去りにするだけでも犯罪?

車に子供を置き去りにしてしまった場合、刑法218条保護責任者遺棄罪に問われる可能性があります。

(保護責任者遺棄等)

第二百十八条 老年者、幼年者、身体障害者又は病者を保護する責任のある者がこれらの者を遺棄し、又はその生存に必要な保護をしなかったときは、三月以上五年以下の懲役に処する。

引用:刑法 | e-Gov法令検索

この法律は簡単に説明すると、保護が必要なお年寄りや幼児に対して保護の責任がある人がその対象者を遺棄した場合に罰せられるというものです。

法律違反に該当する場合「3年以上5年以下」の重い処罰がくだる可能性があります。

 

他にも「児童虐待の防止等に関する法律」では、子供を車内に放置する事は児童虐待にあたるとされています。

悲しいニュースが多く報道された結果、多くの人が車内放置=虐待という認識が広がっているようです。

買い物の間に少し子供を待たせておいても、周りから虐待だと見られている可能性もあるので気を付けたいですね。

 

まとめ

実際買い物の際に店内でたまたま知人にあったり、少しの買い物の時間も伸びてしまう可能性を考えると「ほんの少しだけ」と思っても、幼児や子供を車内で待たせるのは避けたほうがよさそうです。

車を離れる場合は車内に大人の方がいる事を前提とした方が安心で間違いありません。

もしそのような保護者がいない場合は子供と一緒に車から離れる事を心がけましょう。

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