寒くなりお鍋のシーズンが到来し大活躍するのが白菜ですよね。
しかし、白菜につくあの、虫。なかなか手強いですよね。(笑)
「野菜に虫なんて新鮮な証拠よ」と言われ、「新鮮なのはいいけど虫苦手なんだよな…。」と思われる方は多いのではないでしょうか。
この記事では白菜の虫の簡単な洗い方や処理方法をお伝えしていきますね!
白菜の虫の簡単な取り方と洗い方
スーパーの方も生産者も卸売り業者も気を付けていても全ての虫を取り除く事は難しい場合があります。
白菜に虫がついていた時に綺麗に取り除ける方法をいくつかご紹介します。
お湯(50度)で洗う
50度で洗う事で雑菌を10分の1までカットできると言われています。
また、雑菌だけではなく農薬や土等の汚れも落とす事ができる他、アクを取り除く事もできますので、苦みや渋みえぐみを押えてうまみ成分がぐんっとupします。
更に、白菜を50度で洗う事で葉の表面に気孔が開きます。細胞が水分を吸収する事で野菜がシャキシャキとします。
その後のお料理でも嬉しい効果ですね。
50度のお湯は温度設定のできるご家庭では容易ですが、むずかしい場合は温度計や熱湯と水を半々で入れる事でだいたい50度程度となります。洗い続けると温度が下がるのでお湯を足していってください。
洗い方ですが、白菜を一枚ずつ洗う事がポイントとなります。
白菜の葉をしゃぶしゃぶするようにボウルの中で洗うと洗いやすいです。
バケツにつける
これは外でする方が良いかと思いますが、自宅の中でもできない事はないです。(笑)
シンクに置いておくと、皿洗いやその他の作業し支障が出る事がありますので注意が必要です。
バケツに水をはり白菜を沈めておくと3時間程度で虫が浮いてきます。
ご自身で白菜を育てている方やスーパーで購入した後、時間のある方はこの方法でも良いかと思います。
2分の1カットや4分の1カットで購入した場合はお湯であらった方が手間が省けると思います。
どちらかというと一玉買った人や大量に購入・頂いた方、農家さんにお勧めの方法となります。
お酢を使用する
お酢を入れた水に白菜を浸す事も有効です。
お酢には殺菌力がありますので効果的です。
重曹で洗う
水に重曹を溶かししばらくつけて洗い流しをする方法です。
重曹は食品にも使用できますので安心ですが、しっかりと洗い流すようにしましょう。
心配な方は食用の重曹を使用すると良いです。
塩水で洗う
塩水ですすぐように洗います。
その後、少しの間、塩水につけておくとなお良いです。
以上5つの方法をご紹介いたしました。
また、虫食いだらけだけど、虫はいないという事もあると思います。
その際でもしっかりと洗ってください。
虫食いの周りには菌が付着している可能性もありますので、傷みやすくなります。
白菜に付く虫の種類と処理方法
白菜に付着する虫にはいくつか種類があります。
ハクサイダニ
名前からしてもう嫌ですよね。(笑)
1mm程度の小ささで黒く、足は赤い事が特徴です。
葉っぱの裏や表に集団で生息しています。
見つける時は1匹ではない可能性もありますので注意が必要です。白菜の汁を吸い枯らしてしまう可能性があります。
ハクサイダニからみても白菜は瑞々しくておいしくみえるのでしょうね。
ダイコンハムシ
幼虫でも成虫でも白菜の葉を食べます。
幼虫は茶色っぽい色や黒っぽい色をしていますが、成虫は青に近い黒っぽい色をしています
アブラムシ
1~2mm程度の小さい虫です。
白っぽい色から緑っぽい色、黒っぽい色まで様々です。
特に、葉っぱの裏に潜んでいる事が多く、これもまた、集団で生息します。
白菜の汁を吸い枯らしてしまう事はもちろんウイルスを媒介したりと厄介ものです。
イモムシ
イモムシは葉っぱを好むので白菜が大好きです。
葉っぱに穴をあけて虫食い状態にしてしまいます。
スーパーでも虫食いの白菜を見かける事があるかと思いますが、特に農家さんからいただいた白菜等には付着している事がありますので油断できません。
大きくわけて以上の4つが多く見られていますが、もちろん他の虫が付着する事もありますので、ご注意下さい。
また、中には毒を持っている虫がついている可能性もありますので、虫の種類が分からない場合はなるべく素手では触らずにゴム手袋等、分厚い物を装着して処理するようにしましょう。
地域によっては毒グモなど外来種等が発見された等の情報が入る場合があります。
そういった場合は潜んでいる事もありますので見つけた際は保健所に連絡するようにしましょう。
まとめ
虫が好きな人は少ないとは思いますが、虫にとっては人間の方が怖いと思っているかもしれません。(笑)
正しい洗い方と処理方法で白菜を美味しく食べ続ける事ができますのでぜひこの記事を参考にして白菜の下準備をしてくださいね。
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