皮脂汚れのお掃除などで大活躍する、重曹やクエン酸。
これらが、洗濯機のお掃除にも使えるという話をきいたことがありませんか?
でも、重曹やクエン酸で洗濯機を掃除すると、洗濯機の故障を招いてしまうことがあるんです!
この記事では洗濯機の掃除に重曹やクエン酸を使用しないほうがよいのか、しないほうがよいならどうやって洗濯機を掃除したらよいのかお伝えします!
重曹やクエン酸は洗濯機を故障させるって本当?
洗濯機の掃除に重曹やクエン酸を使用すると洗濯機が故障する可能性があるというのは本当です。
理由は重曹は水に溶けにくく掃除後に溶け残る可能性があるため、溶け残った重曹が排水経路を詰まらせてしまうことがあるからです。
また、クエン酸などの酸は、洗濯機内部の金属をサビさせたり、変質させたりしてしまう可能性があります。
もし、どうしても重曹やクエン酸を使って洗濯機を掃除したい場合は、重曹が溶けやすい50度程度の温水を使用したり、クエン酸を用法通り薄めてから使用したりしてください!
ここで重要なのが重曹を使用した掃除は、ドラム型洗濯機のお掃除には向いていないこと。
重曹の効果により浮いてきたカビや皮脂の汚れを、すくい取ることができないからです。
浮いた汚れを、ある程度排水と一緒に流してしまうということはできるかもしれませんが、故障のリスクを負うほどの効果は期待できないかもしれませんね。
簡単に洗濯機を掃除する方法
では、洗濯機の掃除はどのように行えばよいのでしょうか?
一番簡単なのは洗濯機掃除専用のクリーナーを使用することです!
洗濯機掃除に特化したクリーナーなので、重曹やクエン酸よりも洗浄力が高く、もともと液体なので溶け残りの心配もありません。
洗濯機掃除専用クリーナーは、薬局やホームセンター、ネットショップなどで簡単に手に入れることができます。
使用方法は商品によって若干異なる可能性がありますが、基本的には、洗濯槽洗いコースで回すか、2~3時間浸けおいた後に、通常の洗濯モードで洗濯機を回すだけ!
浮いてきた汚れを途中でとらなければならない商品もありますが、基本的にはスイッチを入れてからは放っておけばよいので、とっても簡単ですね。
また、ワイドハイターでも、洗濯槽の掃除をすることができます。
洗濯槽にたっぷりのお湯とハイターを入れて、3分程度回したあと、2~3時間程度おいて、通常の洗濯通り、洗い、すすぎ、脱水をするだけです!
ハイターの濃度は、水10Lに対し50cc程度で大丈夫です。
おうちにハイターがあるという方は、この方法でやってみてもよいかもしれませんね。
また、赤ちゃんのものを洗濯するので、あまりきついクリーナーは使いたくない!という方は、無添加の洗濯槽クリーナーもあるのでそういった商品を使用したほうが安心です。
洗濯槽洗いの頻度は?
洗濯機掃除の頻度は、月1回程度行った方がよいでしょう。
あまり頻度が低いと、洗濯槽の外側にカビが増殖していってしまいます。
洗濯の時に服に着いたカビが、クローゼットやタンスの中で増殖してしまうこともあるんだそうです。
月末に掃除する、などと決めておいて、忘れずに掃除していきたいですね!
洗濯機のカビ対策
掃除をするとはいえ、そもそも洗濯槽にカビがはえないようにしたいですよね。
洗濯機のカビ対策のために、以下のことに注意してみてください!
・洗濯する前の服を、洗濯機に入れたままにしない。
・洗濯が終わったら、すぐに干す。
・洗濯機を使用していない間は、ふたを開けておく。
・柔軟剤を入れすぎないようにする
・排水ホースやパッキンなど、洗濯槽以外のお掃除もしっかりしておく。
まとめ
今回は、洗濯機の掃除の方法についてお伝えしました!
洗濯槽のカビや汚れって、見えないところにあるので、ついつい掃除もサボりがちになっちゃいますよね…。
でも、汚い洗濯槽のままじゃ、毎日せっかくお洗濯をしていても、清潔に洗えてないかもしれないですよね!
そういえば、最近洗濯機の掃除をしていなかった…という方がいらっしゃれば、早めにお掃除しちゃいましょう♪
コメント