金曜ロードショーといえば、さまざまなジャンルの人気映画を放送していますよね。
家族で楽しめる作品も多く、夜更かしし、時間を忘れて楽しむご家庭も多いのではないでしょうか。
しかし一方で「オープニング映像が怖い」「どんな意味があるの」と思われる方もいるかと思います。
今回はオープニングに秘められた秘密についてお伝えしていきます。
金曜ロードショーのオープニングが怖いという口コミは多い
金曜ロードショーのオープニングめっちゃ怖くない?
視線が集まってるのがめっちゃ怖い。 pic.twitter.com/faKE6lq1jo— tanachan21卒@”うわははっ” (@tanachandiary) April 30, 2021
金曜ロードショーのオープニングが怖いという口コミは比較的多いですね。
口コミをまとめると以下の部分が怖いという意見が多かったことがわかりました。
それではひとつずつ具体的に見ていきましょう。
女性が多い
これに関しては私自身も「多っ!」と思いました。
これは後ほどストーリの話をしますが、世界中から大勢の女優達が招かれて一緒に映画を見るといった映像のようです。
それで、気品高い女性たちが多く描かれているというわけです。
みなさん赤色のドレスや衣装を着ていますね。
ドレスコードが「赤」だったのでしょうか。(笑)
そこの真意はわかりません。
女性が見つめてくる
じっと見つめられると人は「怖い」感情か「ドキッと」とした感情等心臓がビックリする反応が多いですよね。
この金曜ロードショーの女性は中々の濃いメイクでどちらかというと、かわいい系よりきれい系といった所でしょうか。(笑)
やや冷たい印象が感じ取れますよね。
曲が怖い
アップテンポではなく、クラシック調の音楽となりますと、やはり落ち着いた雰囲気を感じる事から恐怖を抱く方もいらっしゃるようです。
また、3代目4代目と明るいポップな印象をもたらす映像・曲調に慣れていた人にとっては慣れないジャンルかもしれません。
色が統一されている
女性たちの服はみな赤色で、映画館で映画をみるという設定のようですので周囲は暗く描かれています。
一見色味が統一されておりまとまっている様ですが、様々な色を使っていない分、落ち着いた印象を与えるようですね。
また、夜に放送されるという事で外を描いた絵も暗く明るい色が少ない事が「怖い」という印象をより際立たせるのかもしれません。
金曜ロードショーオープニングストーリーに意味はあるの?
金曜ロードショーオープニングにはストーリがある事をご存知でしょうか。
ストーリーを知ると、これまで「怖い」と思っていたオープニングも見方が変わると思いますよ。
オープニングのストーリについてはウィキペディアで次のように記されています。
17歳の女子高生「ミアちゃん」は肩に不思議な生物「アンク」を乗せて虚無空間を歩いている。行く先に光が漏れる扉が見える。導かれるようにその扉を開けると、椅子に腰掛けている伯爵夫人の「ターニャ」が振り返って出迎えた。そこはエジプトのカイロ。彼女は秘密のプライベート映画サロンを主催している女性支配人だった。そこでは世界中から招かれた女優や動物たちが寛いでいた。ミアちゃんも腰を下ろし、わくわくしながら映画のスタートを待つことにした。
登場人物「ミアチャン」「アンク」「ターニャ」としっかりと設定がされていますね。
オープニング映像は30秒程度でほとんどが静止画ですが、その奥にはストーリが刻まれているのですね。
なんだが、オープニングだけではもったいない気がしてきました。(笑)
5代目の金曜ロードショーオープニングストーリーを歌ってる人
現在は5代目オープニングで、(2018年7月20日~現在)細田守監督率いる「スタジオ地図」が作成しています。
細田守監督というと、「サマーウォーズ」「未来のミライ」「竜とそばかすの姫」など数々のヒット作品を生み出している日本を代表するアニメ映画監督ですよね。
また、オープニング曲を担当するのはこれまた、細田守監督作品の「おおかみこどもの雨と雪」や「バケモノの子」などの作品で音楽を担当した高木正勝さんなのです。
お二人のタッグはもはや最強なのかもしれませんね。
BGMは「Era」という曲名でなんと、歌っているのは今若手女優で歌唱力が高いとの呼び声が挙がっている上白石萌歌さんなのです。
とても豪華な顔ぶれですよね。
ちなみに、2016年4月1日~現在の5代目オープニングが始まるまでの2018年7月13日まではオープニング映像がなかった事をご存知でしょうか?
予告編の後に本編が放送されるというスタイルでした。
では、なぜ5代目オープニングが作られたのか。
そこには細田守監督の若者世代への想いが込められていました。
ウィキペディアには以下のように記載があります。
「『金曜ロードSHOW!』が若い人と映画との出会いの場であり続けたい」、「今の若い世代にめくるめく映画の世界を感じてほしい」、「今まで映画とあまり向き合った経験のない若い女の子に、映画を通じて人生を変えるような出会いがあれば」との思いで制作された。
細田守監督が若い世代から親世代、おばあちゃん世代まで幅広い年代から支持される理由はこういった熱い想いが感じられる作品作りを行っているからかもしれませんね。
まとめ
オープニングにストーリがある事を知ったうえで見ると、ワクワク感が増しますよね。
ぜひ、金曜日は21:00にチャンネルを合わせるのではなく、そのちょっと前から家族でスタンバイし、オープニングから楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、映画によっては特別バージョンのオープニングに変わる事も過去にはあったみたいですよ。
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