親が家を購入したり新築を建てたりしたときには、今までの感謝の気持ちもこめて引っ越し祝いや新築祝いを贈るべきでしょう。
しかし、身内だからこそどのように贈ったらよいのか困ってしまうかもしれません。
そこで親や身内への引っ越し祝いの相場やマナーについて解説していきますので参考にしてみてください。
引っ越し祝いを親へ送るときの相場は?
親への引っ越し祝いの金額の相場は3万円~10万円です。
しかし自分がまだ20代で経済的に余裕がないなどの場合はそれ以下の金額でもよいでしょう。
また兄弟姉妹がいればお互いに出し合ってプレゼントする方法もあります。
普段買わないような高級なものもせっかくなので贈ってみてもいいですよね。
自分が結婚しているのであれば、義親へ引っ越し祝いを贈ることもあります。
夫婦としてふたりで祝うのであれば同じように3万円~10万円、個人で贈るなら1万円~5万円が相場です。
家族・身内から現金を渡すのはマナー違反?
引っ越し祝いでは一般的に現金やギフト券が喜ばれます。
貰って困ることはありませんし、引っ越しにはお金がかかるものなので費用の足しにもなります。
目上の人に現金を贈るのはマナー違反だといわれていますが、家族の間柄ではそこまで気にする必要はないでしょう。
しかし、親が気をつかって現金を受け取ってくれない可能性もあります。
現金を贈り合うことに抵抗があるならばカタログギフトが無難です。
また、親子・身内だからこそ変に気をつかわずに欲しいものをリサーチしてプレゼントしてもいいでしょう。
引っ越し祝いのタイミングとマナー
引っ越し祝いのベストなタイミングは引っ越し後2週間から1か月です。
引っ越し直後や直前は忙しくなるため避け、落ち着いてから新居に招かれたときに渡しましょう。
郵送の場合は、相手の都合を確認して送ります。
現金を渡すときは縁起がよいとされる奇数の金額を包みます。
偶数でも八は末広がりで縁起がよいとされ、奇数でも9は「苦」と同じ読みで縁起が悪いです。
プレゼント選びでも気を付けるポイントがあります。
引っ越し祝いでは新居の壁や床を汚すものや火・火事を連想させるものはNGです。
ストーブや、コンロで使う鍋、赤いものなどが火を連想させます。
壁掛け時計などは壁を傷つけるため、リクエストされたとき以外は選ばないようにしましょう。
引っ越し祝いを包むときののし紙の表書きは「御祝」か「御引越祝」、新築なら「御新築御祝」とかきます。水引は紅白の蝶結びが一般的です。
引っ越し祝いにおすすめのプレゼント!
空気清浄機
新しいお部屋に空気清浄機があったら嬉しいですよね。
欲しいけどなかなか自分では手が出せない人も多いと思います。
加湿機能や花粉除去機能がついているものが多く、健康で快適な生活のために役立つことでしょう。
高級タオル
生活に必須な日用品としてタオルをおすすめします。
普段から使うものですが、高級なタオルはプレゼントにも最適です。
心地よい肌触りとともに高級感のある見た目のものを選べばインテリアとしても素敵です。
酒グラス・タンブラー
両親に晩酌の時間を楽しんでもらうグラスやタンブラーも喜ばれます。
貰っても困らないのでお互いに気をつかわなくてすみます。
ペアグラスや上品な陶器製、名前入りなど豊富な種類から相手に合ったものを選べます。
長く使えて見るたびに思い出がよみがえるはずです。
温泉旅行
引っ越しの疲れを癒す温泉の旅で夫婦の思い出をプレゼントできます。
旅行券であれば好きなところへ計画をたてていく楽しみもあります。人生のひとつの節目である引っ越しの記念になるでしょう。
まとめ
今回は引っ越し祝いの相場やマナーについて紹介しました。
親への引っ越し祝いはイベントの祝福だけでなく、日ごろの感謝を伝えるチャンスでもあります。
金額は人それぞれ違いますが、よく知る相手だけに、本当に喜んでもらえる形で贈りたいですよね。
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