ふと庭先を見てみると猫が入り込んでいることってよくありますよね。
見るだけだと可愛いのに家や庭周辺を見るとそこにはフンが捨ててあったり、いつの間にか我が家が野良猫の溜まり場になっていたり・・・。
そんな事態を防ぐためにこの記事では猫が庭に来なくなるよけ対策方法をご紹介します。
家の中にあるもので猫よけ対策
実は猫よけの方法は家の中にあるものでもできちゃうんです!
多くのご家庭で持っているであろう道具を使った猫よけ対策グッズをご紹介します。
お酢
お酢って料理に使うとき「くっ!」となるにおいがしますよね…。
人間の私たちでさえ刺激的なにおいなのに猫からしたら強烈なにおいでしょう。
お酢を使う方法には「原液のまま使う方法」と「薄めてスプレーにして使う方法」の2つのやり方があります。
お酢の原液を使う方法
原液をそのまま使う方法としては名前の通り、お酢をそのまま使いたいところにまきます。
お酢は刺激的なにおいなので猫は近寄ることができなくなります。
私でもお酢がまかれたところには近づきたくないです…。
薄めてスプレーにする方法
薄めてスプレーにして使う方法としては、原液のお酢を数倍にしスプレーの容器にいれて使います。
お酢の濃度は2〜10倍がいいと言われていますが、あまり薄めすぎると効果があらわれにくいので、効果重視の方は原液を使う方がいいと思います。
ただし、原液を使う場合も薄めて使う場合も雨が降ると薄まり、効果も減ってしまいますので天候を見ながらまく必要があります。
ハイター
ハイターもお酢と同じく刺激的なにおいですよね。
ハイターを使う方法としては気持ち濃い目に希釈してからスプレーで撒きます。
ただし金属部分等に使うと変色してしまう可能位があるので注意が必要です。
アルミホイル
猫はアルミホイルを踏んだ時の感触と音を嫌います。
そのため猫を寄せ付けたくない場所にアルミホイルをしいておくだけで対策ができます。
しかし、アルミホイルをしくことで見栄えが悪くなってしまうことや、風で飛ばされてしまうデメリットもあります。
コーヒーかす
コーヒーも猫が嫌がる臭いのひとつです。
コーヒーは猫にとっては臭いが強いため近寄って来なくなります。
そのままバラ撒いてもいいですが、コーヒー粕は花壇などの肥料としては活用できませんので、目の細かい網などのパックに入れて設置する方がいいでしょう。
唐辛子
こちらの猫が嫌がる臭いのひとつです。
粉末状の唐辛子を直接バラ撒くか、唐辛子を細かく刻んで網の細かいパックに入れて設置します。
風上に設置すると臭いが広範囲に届きますのでおすすめです。
野良猫が庭や家に来る理由
野良猫が庭や家に来る理由として1番大きいのは猫にとって居心地のいい、好ましい空間があることです。
猫が好む場所は大きく分けて5つあります。
・人の出入りが少なく静かで狭い場所
・柔らかい土や砂、芝生がある場所
・番犬がいない場所
・エサが取れる場所
・メス猫を飼っている場所
人の出入りが少なく静かで狭い場所
猫は先祖のリビアヤマネコの習性が残っていて狭いところが好きと言われています。
狭いところにはエサがあるという本能が働き、狭い場所が好きなのではないかと言われています。
そのため野良猫たちもその習性と本能があり狭い場所があればそこを好んでしまいます。
柔らかい土や砂、芝生がある場所
柔らかい土や砂、芝生は猫にとってフンをするのに快適な環境です。
そのため排泄をするために柔らかい土や砂のある場所を好みます。
番犬がいない場所
猫は静かなところを好むため番犬がいないと近付きやすくなってしまいます。
エサが取れる場所
猫はエサが取れる場所に近づきます。一度エサをあげた場合、またエサをもらいにきます。
またエサをあげていなくても寄り付く場合は猫のエサになるものが近くにあることもあります。
メス猫を飼っている場所
野良猫の繁殖期になるとそこでにゃーにゃーと鳴いているのを聞いたことがある方がいるのではないでしょうか。
家庭で飼っているメス猫がいて去勢手術を行なっていなかった場合、繁殖期になると特有の匂いを発してオス猫を引き寄せてしまいます。
するとオス猫はそのにおいにつられて家にきてしまいます。
またメス猫を飼っていない場合でも、メス猫が寄り付いていたり、メス猫特有の匂いが家についている場合もオス猫はにおいをかぎつけてよってきてしまいます。
まとめ
今回のポイントを大きくまとめると
・刺激的なにおいを使って寄せ付けない
・猫が好む環境を作らない
この２つが猫よけにつながるポイントです!
猫は一度場所を気に入ってしまうとなかなか離れていかなくなってしまいますが、根気よく猫よけ対策を続けて、猫を追い出しましょう。
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