化粧下地でお馴染みの「プリマヴィスタ」はとても有名なので、利用されている方も多いのではないでしょうか。
ところでプリマヴィスタアンジェという商品はご存知でしょうか。
通常のプリマヴィスタと比べて1本あたり1,000〜1,500円程安い商品なのですが、なぜあんなに安いのか?もしかして偽物なのか?と思う人が続出しているようです。
そこでこの記事ではプリマヴィスタアンジェとは何なのか?なぜ安いのかについてご紹介していきます。
プリマヴィスタアンジェはなぜ安い?
その値段の安さからプリマヴィスタアンジェは「偽物」と勘違いしてしまう人もいるようですが、プリマヴィスタアンジェは花王が販売している「プリマヴィスタ」の台湾版製品です。
正式な花王の製品なのに、なぜこのような値段の差が発生するんでしょうか?
その理由として考えられるのは台湾の物価です。
台湾の物価は日本の2/3程度なので台湾向けの商品であるプリマヴィスタアジェンダの方が安価なのです。
さらにプリマヴィスタアンジェは台湾の20代女性をターゲットに開発した商品なので、あまり高価な価格設定にできなかったのではないでしょうか。
プリマヴィスタアンジェとプリマヴィスタの違いを解説
具体的にはこの二つの商品には一体どのような違いがあるのでしょうか。
ひとつづつ違いを解説していきます。
パッケージ
パッケージは画像のように色味に違いがあります。
上がプリマヴィスタ、下がプリマヴィスタアンジェです。
パッケージの見た目だけではまったく違いがわかりません。
プリマヴィスタアンジェの方が安くなっているとはいっても花王商品なのでパッケージもしっかりしています。
花王公式サポートの回答
YAHOO知恵袋にて花王公式サポートの担当者がプリマヴィスタとプリマヴィスタアンジェとの違いを以下のように回答しています。
■プリマヴィスタ
鏡の前だけではなく、人から見られたときに若く見える顔の研究から誕生しました。第一印象(prima vista)を大切に考えたベースメイクです。化粧下地はファンデーションのくずれやヨレを防ぎ、きれいな仕上がりを持続させます。「皮脂くずれ防止化粧下地」「毛穴・色ムラカバー化粧下地」「カサつき・粉ふき防止化粧下地」の3タイプあります。
■プリマヴィスタ アンジェ
台湾で販売している、台湾の20代女性の肌悩みや仕上がりの好みに合わせたシリーズです。高温多湿な気候のせいで、メイクが崩れやすいという悩みに対して、毛穴をしっかりカバーしつつ、自然で明るい仕上がりが持続します。「LONG KEEP BASE」と「MOISTURE KEEP BASE」の2タイプです。
引用:Yahoo!知恵袋
プリマヴィスタアンジェはあくまでも台湾の20代女性に合わせたシリーズと回答しています。
しかし、高温多湿な気候は日本も同様ですので、日本の女性にも合う化粧品なのではないでしょうか。
さらに具体的にその違いを見てみましょう。
SPFの違い
SPFとは紫外線を防ぐ効果を数値化したものになります。
数値が大きければ大きいほど紫外線を防ぐことが出来るというものです。
プリマヴィスタはSPF20なのに対してプリマヴィスタアンジェはSPF25とプリマヴィスタアンジェの方が紫外線への防止力は高くなっています。
色味
プリマヴィスタの色味は黄色がかった色になっています。
それに比べてプリマヴィスタアンジェはピンクっぽい色味となっています。
質感
実際に手にとってみると一目瞭然ですがプリマヴィスタの方が水気が強く、プリマヴィスタアンジェの方がすこし重い印象です。
重いといっても使用しづらい程ではなく、伸びや肌なじみも非常にいいです。
価格
プリマヴィスタは約3000円程ですが、プリマヴィスタアンジェは約1500円程で購入可能です。
プリマヴィスタを1本購入する金額でプリマヴィスタアンジェを2本購入できると思うとこの差は大きいですよね。
プリマヴィスタとプリマヴィスタアンジェの化粧下地の成分の違い
プリマヴィスタとプリマヴィスタアンジェに含有されている成分は異なります。
台湾の気候にあっている成分を含んでいるのがプリマヴィスタアンジェ、日本の気候にあっているのがプリマヴィスタということで成分を変えているそうです。
それでは細かい成分の違いをご紹介します。
プリマヴィスタ化粧下地
成分:ジメチコン、水、エタノール、シクロペンタシロキサン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、トリメチルシロキシケイ酸、ポリシリコーン-15、ヒアルロン酸Na、アスナロ枝エキス、カミツレ花エキス、PEG-12ジメチコン、ポリシリコーン-9、BG、硫酸Mg、タルク、酸化チタン、酸化亜鉛、(スチレン/メタクリル酸ステアリル)クロスポリマー、含水シリカ、トリエトキシカプリリルシラン、シリカ、アルミナ、酸化鉄、メチコン
プリマヴィスタアンジェ化粧下地
成分:水、シロクペンタシロキサン、ジメチコン、エタノール、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、パーフルオロアルキル(C4-14)エトキシジメチコン、トリメチルシロキシケイ酸、PEG-12ジメチコン、ヒアルロン酸Na、アスナロ枝エキス、カミツレ花エキス、ポリシリコーン-9、硫酸Mg、BG、酸化亜鉛、ポリメチルシルセスキオキサン、酸化チタン、タルク、メチコン、酸化鉄、水酸化AI、パーフルオロオクチルトリエトキシシラン
引用:ソフィーナ プリマヴィスタ アンジェ ロングキープベース 外箱
入っている成分は同じものが多いですが、違う成分も含まれているのがわかります。
この微妙な違いが日本と台湾の気候の差を考慮した化粧品の差ということでしょうか。
プリマヴィスタアンジェの口コミは好評
多くの方がプリマヴィスタとプリマヴィスタアンジェの間にそこまで大きな使用感の差は感じていないようです。
大人気のプリマヴィスタの皮脂崩れ防止下地には、台湾版のプリマヴィスタアンジェがあるのですが、効力は同じで値段が半額くらいなのでかなりお得です!この時期にオススメです〜!ネットでも買えるし台湾で買うと千円くらい! pic.twitter.com/NNH3J6bMwv
— ゆな🐰 (@yousumxia) July 6, 2020
今日のメイクでプリマヴィスタアンジェ使ったけど、やっぱこれお気に入り
日本でも売ってくれたらいいのにーーー!!!!😂😂😂😂😂 pic.twitter.com/iiSuOns4gQ— アイチ (@aichan_cosme) December 3, 2019
季節問わずオイリー肌な人に全力でこの下地を推したい❗ 台湾のプリマヴィスタアンジェの皮脂くずれ防止下地 日本のそれより湿気ジメジメでも崩れにくくてお値段は半額近いプチプラで楽天などで手軽に買えてしかも安心の日本製 去年出会って以来リピートしてる これからあったかくなるからオススメ pic.twitter.com/9nrgsQAVKC
— 荒地の魔女(仮) (@piccolarouge) February 27, 2019
やはり価格が安いのに使用感はプリマヴィスタと遜色ないのが人気の理由ですね。
中には値段の問題ではなく、プリマヴィスタよりもプリマヴィスタアンジェの方が肌にあっているという理由で使っている人もいました。
日本も台湾に負けず劣らずの高温多湿な国ですし、それでいて値段が半額なのですからプリマヴィスタアンジェを使う人が増えている理由もわかる気がしますね。
プリマヴィスタアンジェはどこで売ってる?
プリマヴィスタアンジェは台湾限定商品なので日本では手に入れることは難しいです。
ただ、コストコで売っている店舗もあるようなので、コストコ会員の方は買い物に行った際にチェックしてみると良いかもしれません。
それ以外の方法では楽天やアマゾンなどのネット通販で簡単に入手することができます。
まとめ
プリマヴィスタとプリマヴィスタアンジェ。
価格は大きく変わりますが化粧下地としての効果は同等、むしろ肌質に寄ってはプリマヴィスタアンジェの方があっているという人もいるほど品質の高い化粧品です。
また日本の気候にもあっているのでコスパを考えたらプリマヴィスタアンジェが人気なのがよくわかります。
もしあなたがプリマヴィスタアンジェの購入を迷っているのであれば、一度使ってみることをおすすめします。
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