「ブロッコリー安いじゃん!とりあえず買って帰るか!」
数日後、冷蔵庫で放置されたブロッコリーを発掘するとなんだが色が…黄緑?なんか薄くなったような…
こんな経験をしたことがあるのは私だけでしょうか。(笑)
今回は、ブロッコリーが食べられるラインと変色を防ぐ方法についてお伝えしていきます。
ブロッコリーが茶色・黄色・紫に変色しても食べられる?
スーパーで並んでいるブロッコリーを想像してみてください。お描きで書くブロッコリーを想像してみてください。
だいたい、鮮やかな緑色をしていますよね。
それが、茶色・黄色・紫に変色しているという事は何かしらブロッコリーに変化が起こっているという事です。新種のブロッコリーではない限り。(笑)
ブロッコリーはそもそも、緑から黄色そして茶色というように変色していきます。
では、それぞれの色がどういった事を表しているのか、確認していきましょう。
茶色
これは、もう腐っております。それか腐る直前です(笑)
中々、茶色のブロッコリーになるまで放置する方はいらっしゃらないかと思いますが、ついついうっかり忘れてたなんて事はあるかもしれませんね。
これは食べられない状態ですので、生ごみとしてポイです。
黄色
緑から黄色という順番ですが、茶色まで変色してない為腐ってはいません。ですので、食べられますが、緑の食べごろの時期は過ぎています。
紫
紫色というと、食欲はそそらないですよね。食べれないでしょ。と思われがちですが、実はこれは食べられます。
冷蔵庫等寒い所においておくと寒さに耐える為変色してしまうので、問題ないです。
これらの説明から、“茶色くなっていなければ食べられるが、食べごろはやはり緑”
という事でしょうか。
ブロッコリーが茶色・黄色・紫に変色する原因と対策方法
ブロッコリーが茶色に変色するのはもちろん腐っているからです。これ以上も以下でもありません。原因は腐っているから。(笑)
それでは、気になるのは黄色と紫ですよね。食べられるのに変色はなぜ起こるのか。説明していきましょう。
黄色
ブロッコリーは何だが、小さな森に見えませんか?ブロッコリーの頭部分は花のつぼみ部分に当たる事をご存知でしょうか。つぼみが膨らみ、開く事で色が黄色くなっていきます。
イメージしやすいのは黄色い花ができる肯定です。緑色の葉っぱ、実が次第に黄色いつぼみとなり膨らみ、黄色い花が咲く。そして枯れて茶色くなる。という肯定がブロッコリーにも当てはまります。
ですので、ブロッコリーの黄色は花の色づきだと思うとなんだか悪い気はしませんよね。(笑)しかし、食べ頃は過ぎている事をお忘れなく。
紫
先ほどお伝えしたように、紫に変色するのは寒い環境や冷蔵庫での環境に起こります。これは、寒い環境からブロッコリー自身が自分を守る為に防衛反応として紫に変色していると言われています。この紫は“アントシアニン”と言われる成分でワインやブドウジュース等に含まれるポリフェノールの一種です。
ポリフェノールは抗酸化作用が強く、動脈硬化等の生活習慣病の予防に役に立つと言われていますので、むしろ紫のブロッコリーはお勧めの存在なのです。そして、緑色よりも甘味が強い事が特徴です。ちなみに、加熱するとこの紫色は緑に戻りますので、お料理の彩りで考える方は期待とはちょっと違う結果になりそうですので、ご注意を。
それでは、鮮やかな緑と栄養を保ちながら保存できる方法をお伝えしていきます。
ブロッコリーの賞味期限は1週間と言われています。
冷蔵保存では3日、冷凍保存では1ヶ月程度と言われていますが、あくまでも目安となります。
冷蔵保存方法
①ブロッコリーを小房に分ける
②ぬらしたキッチンペーパーでブロッコリーを包む
③ポリ袋に入れる
(茎を舌にして立たせた状態で保存すると新鮮を保つ事ができる)
※ブロッコリーは必ずポリ袋に入れて保存するようにしてください。そのままの状態で保存すると鮮度が落ちてしまいます。
冷凍保存方法
①ブロッコリーは下茹でせずに生のまま小房に分けます。
②ブロッコリーを水洗いし、キッチンペーパー等で水気を切ります。
③ブロッコリーをラップで3~5房ずつ密閉する
④ジッパー付きの袋に入れて冷凍保存
解凍方法
冷凍ブロッコリーは自然解凍すると水分がでてきてびちょびちょになってしまいますので、
凍ったまま調理する事をお勧めします。
また、調理方法として、ブロッコリーには、βカロテン、カリウム、リン、カルシウム、ビタミンC等多くの栄養素を含んでいます。加熱すると、水溶性栄養素いわゆるビタミンCは減ってしまいます。茹でると栄養素の残存率は劇的に減ってしまいますが、電子レンジで加熱すると多少は減ってしまいますが、茹でる場合と比べると大幅に栄養素を確保する事ができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ブロッコリーは野菜の王様と言われる程、栄養価が高いです。
そして様々な料理に使う事もできます。安い時に購入し適切な保存方法をすれば、1ヶ月は重宝しますので食卓に並ぶ機会をたくさん得る事ができます。ぜひ、この機会にご家族で健康意識をワンランク上げてみては。
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