毎日仕事が忙しくて、夜お弁当を作るのめんどくさい!前の日の夕飯の支度の時に詰めて、次の日持っていければ楽ですよね。
でもなんとなく、良くない気もしている…食中毒とか心配。
前日に詰めたお弁当を冷蔵庫からそのまま持って行っていいのかを解説していきます。
昨日の夜に詰めたお弁当を冷蔵庫からそのまま持って行くのはダメ?
前の日にお弁当を詰めて冷蔵庫からそのまま持って行くのはダメではありませんが対策をすることが必要です。
夕飯のおかずの残りやご飯を詰めるのなら、まず食中毒に気をつけなければなりません。
食べ物が腐りやすい夏はなるべく作り置きせずに、朝作ったものを保冷材や保冷バッグに入れて持って行くと本当は良いのですが、冷蔵庫からそのまま持っていく際の注意点をご紹介します。
朝にレンジでチンしてから持って行く
冷蔵庫と言えども雑菌はいますし、増えます。一晩位入れておいたからと言って、特別食べられなくなるわけではありませんが、火を通すことは必要です。特に食べ物が腐りやすい夏にはとっても大事です。
それ以外の季節はそのまま持っていちゃっても、職場で食べる前に温めれば大丈夫です。
なので、お弁当箱も熱に強いものにしておきましょう。詰めておいてそのままチン出来るので。
ご飯はなるべく当日に炊いたものにしておこう
前の日にご飯を詰めたり、おにぎりを作って冷蔵庫に入れても、お米って中心まで冷め切るのに時間がかかってしまうんです。
しかも冷めたお米って鮮度が失われるので、あまり美味しくない…。ご飯だけはどうしてもってとき以外は朝入れるようにしましょう。
生野菜や果物はなるべく入れない
生の野菜や果物は雑菌の大好物なので冷蔵庫に保存できるとしても入れない方がいいです。
入れるとしたらレタスやトマト、果物なら皮ごとミカンやぶどうならギリ大丈夫です。(冷蔵庫に入れるのは必須)
マヨネーズやドレッシング、醤油など入れたいときは、100均などに売っている専用お入れ物に別にして持って行きます。
中までしっかり火を通しておく
基本的には食材にはしっかり火を通しておきます。
卵や魚、お肉なんかは特に焦げない程度に、良く火を通します。菌は熱に弱いですからね、滅しておきましょう。
味付けを濃い目にしておく
醤油やみりん、お酒などの調味料には、菌が増えるのを防いでくれる働きがあります。
なので味付けを濃い目に作るといいんですよ!
よく冷ましてから冷蔵庫に入れる
お弁当を詰めて温かい状態で冷蔵庫に入れるのは良くありません。
温かいままふたを閉めて入れると、ふたに水分がついて食べ物をダメにしやすくなってしまいます。
少し冷ましてからか、保冷材があるならお弁当箱の周りにおいて、一気に冷やしてから冷蔵庫に入れるようにして見ましょう。
前日の夜にお弁当を詰める時のポイント
食材や調理器具の取り扱いに気をつけましょう。
まず、お弁当箱やフライパン、フライ返し、菜箸(さいばし)などの使うものは、良く洗い良く乾かしましょう。
水分や汚れが付いたままだと菌が増えて、食べ物がダメになりやすくなります。
また、農林水産省がこれに注意してほしいと、決めていることがあります。
「つけない・ふやさない・やっつける」
それぞれ解説しますね。
つけない
菌を食べ物や使う物、手などに付けないようにしましょう。
- 手を良く洗い、雑菌を減らします。
- 傷がある場合は手袋をしましょう。傷にも菌がいて食べ物についたり、食べ物の菌が傷について増えて別の物についてしまったり、いい事がありません。
- 野菜、果物、シーフードミックスなどは良く洗って、菌を落としてから使います。
- レタスなどをカップ代わりにしておかずを詰めることもありますが、梅雨や夏は使い捨てのアルミカップを使いましょう!
おかずを詰める時は決して素手で触ってはダメです。
手袋やお箸などを必ず使って、菌がつくのを防ぎます。
増やさない
水分が多いと菌が増えやすくなってしまいます。
例えば煮物など汁の多いものを持って行きたいときは、キッチンペーパーでよく吸い取ってから詰めます。
また、汁気が多いおかずと他のおかず同士がくっついてしまわないように、仕切りやカップは大切です。
トマトやレタス、果物を入れたいときは、当日の朝に洗って良く水を拭いてから入れてくださいね。
やっつける
菌は5°以下、60°以上でやっつけることができます。
なので調理時に良く加熱することと外出先で温め直すようにしましょう。
でも職場に電子レンジが無い人もいますよね。
そんな時はお弁当を詰めて冷凍させてしまいます。
一晩冷凍したお弁当は、常温で置いておけば、お昼ごろには食べごろになります。むしろ、この方が菌にやられる心配は少ないです。
ただ、場所にもよるので、冷凍で持って行ってもなぁ…という人は、冷凍食品を入れてみましょう!
今、自然解凍の物って多くて、しかもおいしい。
解凍されるまでだいたい20℃で2時間くらい。春と秋の半ばなら室内の温度で解凍されます。冷蔵庫に入れておいても解凍されるので、暑い夏や(クーラーの利かない場所)や部屋があったかい冬でも大丈夫です。
お家から職場まで距離がある人は、季節問わず保冷バッグやに入れたり、保冷剤をつけておくと安心です。
まとめ
忙しい朝はなるべく楽に済ませたいものです。
しかし、リスクがあることも事実です。
お弁当で体調を崩さないよう、対策はしっかりして持って行くようにしましょう!
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